(体験談)出産前・直後にパパがすべきことまとめ

子育て

はじめに

こんにちは、えむじです。

この度は奥様のご懐妊誠におめでとうございます。

この記事では妻の出産直後、育児休職を3ヶ月とったパパ “えむじ” が経験した出産前にすべきことをパパ目線でご紹介致します。
そのため、これからパパになる皆様が少しでも安心して出産当日をお迎えできるヒントになればと思います。また、ママになる方で、家のパパはまだ何も出産に向けて行動してない!汗と不安なママ達はは、「このブログ見てー、色々書いているよー!」と教えてあげてください。笑

パパが産前産後にすべきことの結論

出来る限り育休を取り全力でママのサポートとケアを行うことです!
細かいものも紹介しますがこれに尽きると思います。

育休(育児休職)は取得すべきか?

出来るだけ取ってください! 長ければ長いほどbetterだと思います!

もちろん取得にあたって多くの不安や悩みが出てくると思います。
「周りに迷惑かけるからMax取れて1ヶ月くらいかな〜(実際は知らんけど。。)」とか、「長期間取得すると出世に響くって噂だしどうしよ。怖い。」とか、「育休取得したら収入どうなるんだろ。。」とか、「育休明け職場に自分の居場所無くなっていたらどうしよ」とか考え始めるとネガティブな思考ばかり。

これら全て私”えむじ”が育休取得前に直面した不安や悩みです。

なんなら、会社の上司や先輩に長期の育休取得を考えていることを相談すると、皆口を揃えて「私たちの時代はみんなとっても1週間程度だったよ。3ヶ月とか長期取るとか時代だねぇ。」って取りずらいわ。。。笑

しかし、私は妻の家庭の都合で里帰り出産ができず夫婦2人で子供を育てる必要性と仕事柄リモートが出来ないという理由から3ヶ月間の育児休職を取得することを決意しました。

3ヶ月間育児休職を取得を決めた理由

私が育児休職の期間を決める上での条件は
家族全員が心身ともに健康であり家庭が円満な容態で仕事に復帰できる期間であること
でした。

その要件をもとに色々調べてみると産後の女性の身体や心はボロボロでありこれまでの生活に戻るには1ヶ月以上かかるという記事を多く見つけ、妻の身体と心が回復する前に復帰してしまうと、夫婦2人でやってきて少しづつ慣れてきた育児と家事を突如1人で行うことに対する妻の負荷を考えると足りないと判断しました。
また、1.5ヶ月を過ぎたころから子供の夜泣きが落ち着いてきて、育児にも慣れてくるとの事だったがこのタイミングで引っ越す予定があったため、引っ越しの準備や引っ越し後の事務処理等を考慮したのと、育休を2ヶ月取った友人から、2ヶ月目の終わりから育児が楽しくなり落ち着いて子供の成長を見守れるようになれる。子供の成長はあっという間だからできれば3ヶ月間取ることを勧めらたので3ヶ月間にしました。

3ヶ月間の育休を取ることに決めた私の考えのまとめ

  • 妻の心身を考えると1ヶ月間以内の取得は絶対に足りない
  • 1ヶ月以上取るなら2ヶ月も3ヶ月も会社からの評価は変わらないだろう
  • 妻の心身が落ち着くまで休職をとり家庭の絆を深めるための投資の期間にしよう
  • 万が一数ヶ月の育休取得で今後の昇格に響くような会社なら転職しよう。家族が何よりも大事
  • ただ4ヶ月〜12ヶ月ほどの長期を取るのは流石に怖い笑

実際に3ヶ月間の育休を過ごしてみて思ったこと

産後から1ヶ月間以内の取得は絶対に足りない!家族のためにも2ヶ月以上は必要


産後1ヶ月間は、夫婦なんとなく育児に慣れてきたものの子供の夜泣きなどによる夫婦の寝不足が続き朝昼晩の感覚がなくなく常に疲れている感じでした。仕事をしている方が断然楽と思える程に。。個人的な感覚としては、出産後1ヶ月間は妻1人が育児と家事をこなすのはほぼ不可能です。出来たとしても産後や日々のストレスから間違いないくママの心身はボロボロです。産後の苦労を知らないことによる夫婦間のすれ違いが発生してしまうかもしれません。。出産という幸せな状況下で、夫婦のすれ違いが発生してしまうと本当に不幸でありもったいないと思います。夫婦そして、家族の絆を作るためにも是非1ヶ月間育休を取得し少なくともママの近くにいてあげてください。

しかし、1ヶ月間も育休を取れないパパもいらっしゃると思います。
その場合は常にできる限り全力でママの事を一番に考えて下さい。サポートしてあげてください。感謝や愛をウザがられるほど伝えて下さい。

間違っても「こっちも仕事で疲れているんだよ」とか「一日中家にいるならちゃんとやっといてよ」なんて言ってはいけません!って思うほどの怒涛の1ヶ月を私は妻と2人で過ごしました。

なので、産後は全力でママのサポートとケアは行ってください!!
ママがお腹を痛めて一生懸命命をかけて子供を産んでくれたことを常に忘れないことが大事です。これは育休取る・取らないに限りません。

話が脱線してしまいましたが、1ヶ月を過ぎたころから夜泣きも減り育児にも慣れ、妻の心身も回復し、夫婦共に少しづつ自由な時間を持てるようになりました。2ヶ月目の中盤より主に育児をしながら空いた時間を活用して家族を守るためにお金の勉強をし始め将来に活かすための時間としました。

現在進行形で3ヶ月目を過ごしておりますが、今は余裕を持って育児をすることが出来ており、とにかく育児が楽しく、子供の成長をそばで見守れるかけがえのない時間となっており、育児休職の3ヶ月間の取得は大正解だったと実感しております。
子供は毎日と言っていいほど顔つき、表情、行動の何かが変わり成長していきます。この貴重な機会を逃すのは勿体無いですよ!

というところで、長くなってしまいましたが育休取得から出産までにやるべきことを見てみましょう!

育休1ヶ月目、2ヶ月目、3ヶ月目の過ごし方については別の記事で紹介できたらと思います。

やるべきことリスト

  • 出産前
    • 会社の育児休職制度の確認
    • 育児休職期間が与える給与やボーナスへの影響の確認
    • 育児休業給付金についての確認
    • 会社の上司や同僚への報告
    • 陣痛発生時の移動手段や連絡方法の確認
    • 陣痛バックと入院バックの準備
    • 出産手当金の申請
  • 出産後
    • 出生届の申請
    • 児童手当の申請
    • 健康保険加入の申請
    • 乳幼児医療費助成制度の申請
    • 出産育児一時金申請
    • 育児休職の申請

出産前にやるべきこと

会社の育児休職制度の確認

育休取る予定の方も、取る予定のない方も勤めている会社の育児休職の制度をまずは確認して見てください。
見るポイントとして、いつまでに申請が必要か、どれくらいの期間取得できるか、申請には何が必要であるかです。
取らない・取れないと考えていても事前に調べて準備することでいざとなった時に判断することができるので安心ですね。


育児休職期間が与える給与やボーナスへの影響確認

育児休職の取得タイミングや期間によっては、その月の給与が無駄に少なくなったり、次のボーナスの取得に影響することがあるため会社の給与に関する制度を確認して下さい。
お金はいくらあっても足りないので出来るだけ自分が損しないようにできると良いと思います。


育児休業給付金についての確認

育休に入った際にどれだけ給付金を受領できるか確認しておきましょう。

取得期間
産後休業期間の後、子どもが1歳になるまで(両親ともに育児休業を取る場合は1歳2ヶ月まで)

支給金額
男女ともに180日まで給与の67%、181日以降は給与の50%を日割した額となっており、育児休業給付額から、所得税や社会保険料、雇用保険料はかかりません。

180日までは今の手取り×0.8の金額、それ以降は×0.64の金額くらいが給付されます。
ただし支給金額には上限があり、180日目までは301,902円、それ以降は225,300円

例えば、毎月の手取りが20万円の方は、月々16万円(180日目まで)、それ以降は月々10万円

給付金により生活が成り立つかも計算した上で取得期間を決めることをお勧めいたします。


会社の上司や同僚への報告

こちらは育休を取得するにあたって1番大事なことだと考えてます。

妊娠が安定期に入ったら、会社の上司や同僚に妻の妊娠の報告と出産時期は出来るだけ早く行いましょう。その際に育児休職を取得することも併せて伝えましょう。

早く伝えることのメリット

育児休職を取得の意向を伝えるのは早けれ早いほど、気持ち的に取りやすくなります。

その際にもしかしたら色々と言われてしまうかもしれませんが早く伝えることが会社のためにも自分のためにもなります。早く伝えることで余裕を持って会社側は休職中のチームの体制の調整であったり、自分が持っている仕事のチームへの引き継ぎを計画的に行うことが出来るからです。

逆に、直前になって報告と休職の届けを出すと会社やチームの調整は間に合わず間違いなく会社やチームに迷惑をかけることになるので気をつけましょう。


陣痛発生時の移動手段や連絡方法の確認

陣痛が始まった時どうやって病院に行くのか、夫婦間の連絡手段やタイミングを事前に確認しておきましょう

どうやって病院にいくのか。
自家用車なのか、タクシーなのか
タクシーで行く場合は、陣痛タクシーを事前に登録しておくとスムーズです!
https://www.nihon-kotsu.co.jp/taxi/use/jintsu.html

陣痛が始まってどのタイミングで旦那さんに連絡するのか。
陣痛の間隔が10分間隔になったら。など

しっかり連絡が取れる会社の連絡先を事前に共有しておきましょう!


陣痛バックと入院バックの準備

陣痛がきて入院はなかなか予期できないものです。そのため、いつ来ても慌てずに済むように事前に陣痛がきた時や入院時に必要なものをバックに入れて準備しておきましょう。

陣痛バックとは
陣痛がきたときや破水したときなど、病院まで自分ひとりで持参できるバッグ


入院バックとは
産後から退院までの入院生活で必要になるものを入れておくバッグ


出産手当金の申請

出産手当金とは?
仕事を休んでいる妊婦(被保険者)であれば受け取ることができる手当金のことです。

対象者や受け取れる金額の計算、申請方法などの詳細は以下の記事に詳しく記載があるのでご参照ください。
https://moneiro.jp/media/article/maternity-allowance#h4bcc29e402

ちなみに家の妻は産休中に会社より給与が支給されていたため手当金受給の対象外でした。。

出産後にやるべきこと

こちらは私が考える優先順に記載しております。

出生届
出産日含めて14日以内位に役所に届け出る必要があります

出生届を出す時には、母子手帳や出生届書(出産に立ち会った医師・助産師が届書右側の出生証明書を記入後、交付)が必要なのですが、私の場合はギリギリコロナで入院中の妻には会えなかったため看護師さん経由で受け取り、出生届を出してからまた返却したりしました。

児童手当申請

出生してから15日以内に申請する必要があります。
月額以下の手当が受給できるため忘れずに申請しておきましょう。

  • 0歳から3歳未満・・・・15,000円
  • 3歳から小学校修了前・・10,000円(第3子以降は15,000円)
  • 中学生・・・・・・・・・10,000円


健康保険加入の申請
乳幼児医療費助成制度を受けるためには子供が健康保険に加入しておく必要があるため、出産後は出来るだけ迅速に申請しましょう。
健康保険書が手元に届くまで、2週間程度かかります


乳幼児医療費助成制度申請

乳幼児医療費助成制度とは?
簡単に言えば、子供が国民健康保険や健康保険に加入していれば、小学生になるまで医療費や薬が無料になるものですのでしっかり申請しておきましょう。

対象外なものもありますので詳細は、以下のリンクをご確認
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/josei/marunyu.html

出産育児一時金申請
出産育児一時金とは?
出産にかかる経済的負担を軽減するため、42万円の一時金が支給される制度です。
期日:出産した日の翌日を起算日として、2年を経過すると時効を迎えるため注意しましょう。

出産はかなりの金額がかかるのでこういった制度はとてもありがたいですよね。

申請方法などの詳細については以下の記事にまとめられているのでご参照ください
https://moneiro.jp/media/article/childbirth-lumpsum-allowance#h218e2e7389

育児休職の申請

職場によって申請タイミングは異なるかもしれませんが、取得から何営業日前までに申請すれば良いかを確認し申請しましょう。その際に、母子手帳の写しなどが必要となるケースが多いようです。

私の場合は、育児休職取得日の10営業日前までに出す必要があり、その際には出生証明書が添付された母子手帳の写しが必要でした。つまり、産まれてから10営業日は育児休職が取れないということになります。そのため、妻が入院している5日間は午前は役所などへの申請対応を行い午後から出社したり、妻が退院してからは有給を消化したり、会社と調整してリモートで対応することでなんとか育休に入るまでなんとか凌いでおりました。

産後の申請漏れをなくすための我が家の工夫

我が家では申請すべきものを紙に書き出しリビングの目に着くところに貼ることで請漏れを無くしました。もちろん、申請漏れ0です!!

基本的に私ができるものが全て私がするようにしました。(グレーのシールのもの)

終わりに

出産に伴い準備することはたくさんあり忙しくなると思いますが、それ以上に幸せなことが間違いなく増えます!!
少しでも早く余裕を持って今できる準備をすることで心の余裕を持って出産当日を迎えられることを願います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました